仕事に使っております道具の写真と若干の解説を載せております。

画像は少し大きめのサイズとなっております。



はさみ (英語 scissors)
言わずとしれた、布や紙など、ものを切るための道具です。やはり、切れ味が決め手です。


巻尺 (英語 tape)
肩幅、袖の長さ、首回りの長さなどはこれを使って測ります。特に何の変哲もありません。

定規 (英語 scale)
製図のために長さを図ったり、線を引いたりするのに使います。真直ぐのものから曲がったものまで、服を作るには沢山の定規を使います。服作りの現場では、現在はメートル法に統一されていますが、以前はインチ規格を使っておりました。この定規は古いもので、目盛りにセンチメートルとインチの両方がふってあります。

アイロン (英語 iron)
言わずと知れたアイロンです。布地のしわを伸ばし、生地を整えるために使います。このアイロンは大きく、重く、熱量の大きい業務用のものです。

アイロン (英語 iron)
こちらも布地のしわを伸ばし、生地を整えるために使います。このアイロンは小さく、取り回しもしやすいので、細かい仕上げなどに使用しております。また、見かけによらず熱量も大きいので、重宝しております。

台まんじゅう (英語 ???)
襟など、服の立体的な曲線部分は縫うのが非常に困難です。そのため、写真にありますように、この道具の助けを借り作業を行ないます。なかなか、一般の方には馴染みが薄い道具であると思います。残念ながら、英名は不勉強にて存じません。

袖まんじゅう (英語 ???) (写真上) と肩台 (英語 shoulder board ?) (写真下)
襟まんじゅうの袖版が「袖まんじゅう」になります。これを袖の中に入れて縫い付けをしたり、アイロンかけをします。非常に便利です。こちらも英語は存じません。写真下の肩台は主に肩部分の縫いやにアイロンを当てるときに使用します。

ピンクッション (英語  pincushion)
日本語では「針刺し」です。作業中など、これを腕にはめ、針を刺しておきます。

チャコ、チョーク (英語 chalk)
布地に下書きをするときには、鉛筆やマジックでは書けませんのでこれを使います。黒板用のチョークの形が違うものだと思ってください。ただ、非常に軟らかいものから硬いものまでありますので、布地にあわせて使い分けることが必要です。

生地 (英語 cloth)
言わずと知れた、布です。服の原料です。国産のものから海外のものまで非常に多くあります。国産と海外のものの違いは、主に羊毛とデザインと染めの3点です。織は国産も海外産も大きな違いはありません。ただ、デザインと色では海外産のものの方が評価が高いです。色については、海外産の生地では国内で禁止されている薬品を使って染色をしたりしますので明らかな差があります。デザインはセンスということになるのでしょうか。日本のデザイナーさんにもがんばってほしいものです。羊毛は、やはり本場があちらということなのでしょう。しかし、日本企業もがんばって買い付けを行なっているようです。

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